求人広告で大切なのは…
求人広告の奥にある真意を読み解く!
転職を考えたとき、まず先に検索するのが求人広告ですよね。
どんな会社が募集しているのか
待遇はどうか
家の近くだと、どんな求人があるのか
そんな感じで、漠然と検索をする方も多いのではないでしょうか。
楽しそうに仲間と微笑み、そこでイキイキと働く画像に惹かれたり
お給料に釣られたり
未経験大歓迎!なんて言葉も魅力的ですよね。
どうしても写真や月給ばかり注目してしまいがちですが、
求人を出す側も、マイナスイメージになるようなことは書きません。
少しでも仲がよさそうに見えるようにいつもの3割り増しで微笑みますし、
やりがいだって、一生懸命見つけて語ります。
もちろん、そこに悪意はないのですが、
うわべだけの雰囲気のよさに惑わされぬよう、じっくりと求人を読み解く必要があるのです。
会社の雰囲気押しの原稿は…
アットホームな会社です
社長との距離が近く、風通しが抜群
仲間同士、良く飲みにいっています
良く見る決まり文句。
もちろん、嘘ではないと思います。
だけど、実際にそれが会社選びの決め手になるでしょうか?
転職をするなら、
今よりもお給料が高く
今よりもやりがいがあって
今よりも働きやすくて
今よりも通いやすい職場
そう、今の状況を変えたいから転職するんですもんね。
なんとなくの雰囲気の良さだけで決めてしまっては、危険です。
本当にあなたが望むようないい会社であれば、
きっと月給の最低金額も高いでしょうし
手当てだってたくさんあるでしょうし
将来を描くのに十分な展望があるでしょう。
もちろん、求人原稿にも、そうした点を盛り込むはず!
しかし、そこには触れずに、
会社の雰囲気だけをアピールしている原稿は、
他にアピールすべき点がないのです。
だから、見た目の印象だけにだまされては危険すぎるのです。
求人原稿は嘘ばっかり!?
決してそんなことはありません!
フリー素材を使用していない限り、その写真に映っているのはあくまでそこの社員の方でしょうし、
お給料だって、仲のよさだって本当です。
でも、あなたが本当に知りたいことはそんなことじゃないですよね?
ちゃんと知りたいことを求人原稿から読み解くために、
募集要項を隅々までしっかりと読みましょう。
仕事内容は想像している通りか?
営業なら、ただ「お客様にご提案」とか「商品をご案内するだけ」とか
漠然としたことしか書いていなければ、ちょっと疑ってかかるのも必要でしょう。
もしかしたら、それは飛び込み営業かもしれないし
しつこく勧誘をしなければいけないかもしれません。
そうやって、「敢えて書いていない」部分を、読み取っていかなければならないのです。
そんな求人広告の読み方について、
少しずつ紐を解いていきたいと思います。