週休2日制の謎
週休2日制だから安心!?
どんなにやりがいのある仕事だって
どんなに楽しい仲間と働くからって
お休みが少なかったらしんどいですよね!
週休2日制…
その言葉だけだと、さも
土日休み
そんなことを連想して、安心感を持ってしまうかもしれません。
求人原稿の募集要項に「週休2日制」と書いてあれば、あなたの条件はクリアーしていると思いがちですが、そんなことはないんです。
じゃあ、週休2日制って何?
週休2日制の本当の意味は、
ひと月の中で、一週間に2日お休みの日があれば、その他の週は一日しかお休みがなくても、「週休2日」なのです。
分かりますか?
カレンダーにしてみると、
赤字を休みだとすると、こんな感じ。
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
これだと月にお休みが5日しかありませんが
これでも週休2日制って言えるんです。
これだとちょっとしんどいですよね…。
じゃあ、完全週休2日制って?
そうです。
きっとあなたが思い描いているのは「完全週休2日制」です。
「土日祝完全休み」
こう書いてあれば間違いないでしょう。
完全週休2日制とは、土日とは限りませんが、
必ず週に2日はお休みがあること。
「週休2日制」と「完全週休2日制」はとっても良く似ている言葉ですが、
意味はぜんぜん違いますよね。
もちろん、広告主だって嘘をつこうと思っているわけではありません。
募集要項には、きちんと書いてあるはずです。
ちなみに、完全週休2日制だと、長期休みの日数にもよりますが
年間休日は120~125日くらい
年間休日が少なければ、あなたが思っているよりも、お休みが少ないかもしれません。
読み間違えることなく、しっかりと募集要項を見て、読み解かないと、せっかく時間をかけて良い会社を探しても、一生後悔することになりそうですね。